映画『ダブルミンツ』は、中村明日美子さんによる日本のボーイズラブ漫画が原作の実写映画になります。
2017年6月3日より公開になるこの本作は、高校時代に出会った同じ名前を持つ2人の男が大人になって再会し、共犯者となり、その主従関係も変化していく、というストーリーになります。
本作は暴力や犯罪が描かれ、ボーイズラブの中でも『ダークBL』と形容されるジャンルの作品です。
Contents
『ダブルミンツ』淵上泰史さん、田中俊介さん、内田英治監督の独占トーク番組
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『ダブルミンツ 』見どころ
この作品『ダブルミンツ』は裏社会、同性愛をテーマにしたクライムサスペンスです。
2人の壱河光夫と市川光央という同じ(いちかわみつお)の名前を持つ男の極限までに愛憎入り交じる繊細で、かつ暴力的に描いた作品です。
この2人を繋ぐものは、愛なのか、それとも依存なのか、まさに病み系”これぞダークBL”です。
過激な描写に怖さを感じながらもこの世界感に入り込んで観てしまうのは理屈では説明できない何かがあります。
生々しいシーンもある難しい役に全てをかけて挑んだ、二人の主演俳優・淵上泰史さんと田中俊介さんの演技も見どころです。
そのほか、高校生時代の高圧的な光央役を『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや舞台『ハイキュー!!』の須賀健太さんが、二人の”みつお”を繋ぐ女・麻美役を園子温監督の『アンチポルノ』主演で話題を集める冨手麻妙さんが演じるなど、映画界で注目を集める俳優たちからも目が離せません。
『ダブルミンツ』キャスト
壱河光夫(淵上泰史)
市川光央(田中俊介)
高校時代の市川光央(須賀健太)
高校時代の壱河光夫(川籠石駿平)
麻美(冨手麻妙)
遠山(毎熊克哉)
櫻井(一ノ瀬ワタル)
リツコ(川崎美海)
高取刑事(カトウシンスケ)
老医者(新納敏正)
教養番組の教授(菅原大吉)
中岡敏臣(高橋和也)
佐伯(小木茂光)
『ダブルミンツ』スタッフ
監督・脚本:内田英治
原作:中村明日美子
音楽:小野川浩幸
プロデューサー:佐藤友彦
共同プロデューサー:山口幹雄
撮影:野口健司
照明:根本伸一
録音:甲斐田哲也
編集:小美野昌史
美術:佐藤希(山崎美術)
助監督:杉田満
衣装:深野明美
ヘアメイク:板垣美和
スチール:五十嵐和博
制作担当:齊藤光司
ラインプロデューサー:田口梓
『ダブルミンツ』あらすじ
「女を殺した―」ある日突然、壱河光夫(淵上泰史)の携帯電話にかかってきた高圧的な声の主は、高校時代の同級生で、今はチンピラになっている市川光央(田中俊介)でした。
すぐに光央のところに向かった光夫が目にしたのは、車のトランクの中に横たわる光央の彼女の麻美(冨手麻妙)の姿がありました。
高校時代に出会った同じ“イチカワミツオ”の音の名前を持つ二人である光夫(川籠石駿平)は冷酷で高飛車な光央(須賀健太)と、下僕として主従関係を結ぶこととなるのです。
そして数年を経て、衝撃的な再会をした光夫と光央ですが、光夫は、逆らうことなく共犯者となり、森の中に穴を掘って麻美を埋めるのです。
この事件をきっかけに、光夫と光央の関係は、やがて高校時代の主従関係でない、新しい形の関係へと姿を変えていきます。
そして警察だけでなく、光央のボスである佐伯(小木茂光)も絡み、二人はやがて取り返しのつかない犯罪の姿へと落ちていくのだでした。
『ダブルミンツ』淵上泰史さんについて
映画『ダブルミンツ』が初主演となった淵上泰史さんですが、この映画の撮影中に最愛のお母様が亡くなられたそうです。
「実は今回の映画の撮影中に母親が亡くなって、そのときばかりは本当につらくて心が折れそうでした。
親の死に目にも会えず、3時間だけ亡骸(なきがら)に会いに地元の和歌山に帰って、夜行バスで戻って仕事をして。
もしかしたらそのときは人生でいちばんつらい中、演じていた役者かもしれません」とインタビューで答えていました。
そこを乗り切ったら、“もう怖いものはない”と悲しみの中で思ったそうです。
淵上泰史さんは、15歳で親元を離れガンバ大阪のユースに所属し、プロのサッカー選手を夢見るも叶わず、その後、役者を目指したていましたが思うようにことは進まず、27歳でデビューするまで7年もかかったそうです。
その後、ドラマ『昼顔』などの人気作やCMへの出演を重ね徐々に知名度を上げていき、現在まで映画16本、ドラマ19本に出演しています。
『ダブルミンツ 』まとめ
実写化を受けた原作ファンは「まじで!!!!」「文字通り問題作」「どこまでやれるの…」「ハード過ぎて何処まで原作に忠実に再現するのか楽しみ」など大反響があったこの『ダブルミンツ』の実写化は、原作者の中村明日美子さんも実写化は無理だろうと思っていたようです。
そしてこの映画は日本全国公開拡大プロジェクトとしてクラウドファンディングを開始したところ、目標金額の250万円を上回る709万円が資金として集まりました。
それほどまでに期待されていたこの映画、見て損はないです。